父親が営む「そば処 塩崎」で働く塩崎啓介(おいでやす小田)は、女性に弱いお調子者。東大卒の崖っぷちパラリーガル・石田硝子と高卒の弁護士・羽根岡佳男がトラブルを解決していく姿に憧れ、「トラブル解決承ります。蕎麦ができるまでに！」と裏メニューを用意している。ある日、そんな塩崎に相談を持ち掛けた客・宇野沙織(三倉茉奈)は、マッチングアプリで出会った年下の恋人にだまされているのではないかと悩んでいた。塩介がさっそく推理を始めると、謎の女性客(久保史緒里)が…。
どんな事件も解決するという、「そば処 塩崎」の裏メニューを注文した沙織(三倉茉奈)。自称舞台俳優の恋人が舞台に出ていないことから、だまされているかもしれないと塩介(おいでやす小田)に相談を持ち掛けるが、ちっとも塩介の話を聞こうとしない。そこへ登場したのが、毒舌極まりない謎の女子大生(久保史緒里)。彼女は塩介の推理をバッサリ切り捨てると、独自の推理を展開する。複雑に絡まる難事件…。果たしてこの謎、蕎麦が出来上がるまでに解きほぐすことができるのか！？ そして、女子大生の正体は…！？
この日、塩介(おいでやす小田)が働く「そば処 塩崎」にやって来たのは、近くの潮法律事務所で働く大庭蒼生(赤楚衛二)。深いため息をつく彼に塩介が「トラブル解決」の裏メニューを提案すると、大庭は「初回無料の起業セミナーで偶然再会した高校時代の同級生に、約束を４回もドタキャンされた」と悩みを打ち明ける。すると塩介は、いつもの的外れな推理を展開。店にいた常連客・甘実(久保史緒里)は、そんな塩介の“クソ発言”＆“クソ推理”を数取器でカウントしつつ、塩介とは異なる切れのいい推理を披露する！
「そば処 塩崎」を５日連続で訪れ、毎回たぬき蕎麦を注文する謎の高校生（草川直弥）。塩介（おいでやす小田）は甘実（久保史緒里）に背中を押され、恐る恐る「トラブル解決」の裏メニューを提案すると、高校生は意外にも前のめりで裏メニューに食いつき、ことごとく塩介の発言をさえぎりながら、自分が見舞われているトラブルを説明する。なんでも、この高校生がフリマアプリで出品した商品を、全て購入した挙げ句、突然運営会社に通報し始めた人物がいるというのだが…。果たして塩介は、この通報者の真意を読み解けるのか！？
常連客・甘実(久保史緒里)がいるいつもの「そば処 塩崎」。この日はここに意外な客がやって来る。それは、甘実の叔父の甘露昭斗(高橋努)。北海道の物流会社の人事部長で、たまたま出張で東京に来たという昭斗は、誰からか店の評判を聞いていたらしく、迷わず蕎麦と一緒に裏メニューを注文。同僚が営業課長に昇進するのを嫌がっている理由が分からないと、ため込んでいた疑問をやたらと大きな声で塩介(おいでやす小田)にぶつける。そこで塩介は、いつものごとく“ザル推理”を始めるのだが…。
甘実（久保史緒里）がカナダに留学してから１年と少し。甘実なしではまともな推理ができないと悟った塩介（おいでやす小田）は、「そば処 塩崎」の裏メニューを封印していた。ところがこの日、来店した塩介の幼なじみの國枝律奈（馬場園梓）が強引に裏メニューを注文！SNSに投稿した子育て日記のせいで小学生の娘が学校でイジメを受けていると悩みを訴える。塩介は、自分にはトラブル解決は無理だと弱気になるが…。一方で、石子（有村架純）と羽男（中村倫也）から塩介に電話がかかってきて…。
