常連客・甘実(久保史緒里)がいるいつもの「そば処 塩崎」。この日はここに意外な客がやって来る。それは、甘実の叔父の甘露昭斗(高橋努)。北海道の物流会社の人事部長で、たまたま出張で東京に来たという昭斗は、誰からか店の評判を聞いていたらしく、迷わず蕎麦と一緒に裏メニューを注文。同僚が営業課長に昇進するのを嫌がっている理由が分からないと、ため込んでいた疑問をやたらと大きな声で塩介(おいでやす小田)にぶつける。そこで塩介は、いつものごとく“ザル推理”を始めるのだが…。