<ラインナップ> 藤原摂関家とは決別し、上皇、法王などが政治を動かしていく「院政」が始まる ●1086年 72代・白河天皇が8歳の堀河天皇に譲位 白河院となり 43年間続く「 白河院政 」時代の幕開け ●1029年 白河院が崩御し、「鳥羽院政」が始まる ●1132年 伊勢平氏が躍進。平忠盛(清盛の父)が「昇殿」を許される。 <内容> 今回は、「院政」を開始した白河院の時代を紐解きます。1086年11月、白河天皇は、8歳の息子・堀河天皇に譲位し、白河院として自ら政治を行う「院政」を開始します。果たして、「白河院政」の実態とは、どのようなものだったのでしょうか?そんな中、東北の平泉では、奥州藤原氏による豪華絢爛な黄金文化が花開きます。なぜ、奥州藤原氏は、東北の地で栄華を極めることができたのでしょうか?一方、この頃、武士の一族「平氏」が「院」に急接近します。のちの源平合戦へとつながる、平氏繁栄の裏側に迫ります。