<ラインナップ> ●939年~ 初の武士の反乱「平将門の乱」 ●同年12月、西でも「藤原純友の乱」が勃発し、武士の時代を予感させる出来事が続いた ●969年「安和(あんな)の変」が勃発 藤原氏は最後の「他氏排斥」完了させ敵対勢力をなくし栄華へと歩みだす。 <内容> 今回は、2人の武士が起こした反乱を中心にお届けします。939年、平将門が関東地域の拠点を次々と占領する「平将門の乱」が勃発。これは、武士による初めての朝廷への反乱となったわけですが、将門の狙いは何だったのでしょう?さらに、同時期に、瀬戸内海を中心に「藤原純友の乱」が勃発します。東の将門、西の純友、東西に挟まれた平安京で、朝廷は、どのように対抗したのでしょうか?2つの反乱は、武士の時代の到来を予感させる象徴的な出来事でした。その背景に迫ります。