<ラインナップ> ・土偶から見えてくる新しい事実 ・今までの常識を覆した三内丸山遺跡 ・貝塚はゴミ捨て場ではない <内容> 紀元前11000年頃からの縄文時代を詳しく取り上げる。この時代に現れるのが、女性をかたどったと言われる土偶だ。この土偶は時代とともに驚きの変化をする。宇宙人ともいわれた「遮光器土偶」など、奇妙な形をした土偶に縄文人はどんな想いを込めたのだろうか。紀元前3900年頃に出現したと思われるのが世界遺産・三内丸山遺跡だ。この発見で「古代東北は未開の地」という常識は覆った。遺跡からは巨木を使った高層建築物や巨大建物の跡、加工されたヒスイや漆器など高度な技術が必要な出土品も数多く発見された。当時の暮らしは、どういったものだったのか。いまだ謎の多い縄文時代、古代史を読み解くために必要なものとは何かを考える。