<安政5年(1858)> ・井伊直弼が大老に任命される ・ハリスが蒸気軍艦で横浜港に急行 ・日米修好通商条約調印 ・徳川家定急逝 ・島津斉彬死去 ・戊午の密勅 <内容> 今回は、幕府が勅許を得ないまま、アメリカとの間で「日米修好通商条約」を調印。なぜ幕府は条約の調印を強行してしまったのか? それに先立ち、幕府は井伊直弼を老中よりも上の立場である大老に任命する。井伊直弼が大老に選ばれた理由とは?勅許なしでの条約調印に対して、攘夷派の孝明天皇や水戸藩の徳川斉昭、さらには開国派の吉田松陰までが怒りの声を上げた。彼らはどのような考えを持っていたのか?