・江戸城大奥に春日局が君臨 ・幕府と天皇が対立!「紫衣事件」 ・2代秀忠に“ご落胤”あり!3代家光が異母弟・保科正之と初対面 ・108代後水尾天皇が「にわかのご譲位」 ・シャム(タイ)の英雄・山田長政 毒殺される ・2代将軍・徳川秀忠 54歳で死去 今回は、3代将軍・徳川家光とその乳母・春日局の関係を深く見ていく。 家光の生母・江が死去した後、江戸城の大奥を取り仕切ることになったのが、家光の乳母であるお福、のちの春日局だった。お福が制度や組織を整えていった「大奥」とはどのような場所だったのか? そして春日局はなかなか「世継ぎ」ができない家光に側室探しを始めた。一方、幕府が後水尾天皇の勅許を取り消したことから、両者が対立することになった「紫衣事件」。事件は思わぬ結末を迎えることになるが、そこには春日局も関係していた…。また、このころ、日本人の海外進出が増えた結果、シャムで英雄視されていた日本人・山田長政が毒殺される事件が勃発。一体何があったのか?