「ウソ」それは人間社会を円滑にする潤滑油。「ウソをついてはいけない」と言われて育つが、社会のいたるところでウソは必要とされている。その代表が人を思いやる「ホワイト・ライ」。人間は正直さと、優しさを天秤にかけたとき、優しいウソを選ぶ。さらに創造力というウソで生まれる小説やドラマ、ウソにだまされないための方法などからわかる”人間らしさ”とは。ウソを利用して社会と文明を築いてきたヒトの戦略を妄想する。