人体を構成する物質は水を除けばおよそ半分が「たんぱく質」。皮膚、髪の毛、心臓から脳にいたるまで、すべて「たんぱく質」で出来ている。さらに「たんぱく質」は細胞内をまるで意志があるかのように歩き回っているという。だからこそ私たちは体を動かすことができ脳を使って考えることができるのだ。地球生命に欠かせない物質「たんぱく質」。誰もがその名を知りながら何も知らないに等しい「たんぱく質」の本性を解き明かす。