三重県伊勢市。ここには市の面積の4分の1を占める広大な御宮がある。日本人の心のふるさとと呼ばれ、年間800万人もの参拝者が訪れる伊勢神宮である。 全国にある、およそ8万の神社の中心的存在で、 日本初の正史『日本書紀』によれば、その歴史は2千年に及ぶ。 伊勢神宮は如何にして成立したのか? 日本人の心のふるさととして在り続けているのはなぜなのか? 今回はその謎に迫る! 内宮に祀られる皇祖神・天照大御神は、元々は別の場所に祀られていた!伊勢に祀られるようになった驚きの理由とは? 伊勢神宮で行われる祭典は、年間およそ1500回! 中でも最大の祭典【式年遷宮】は、なぜ20年周期で行われるのか? 犬までお参りしたという、江戸時代のお伊勢参りブーム! その裏には意外な仕掛け人がいた!?