立身出世といえばやはりこの人、 貧しい農民から天下人に駆け上がったといわれる奇跡の人・豊臣秀吉。 しかし、この奇跡は秀吉ひとりで起こしたものではない。 織田信長に仕えていた足軽時代から共に戦場を駆け巡り、 多くの武功を挙げながらも決して前に出過ぎることはなく、 秀吉の影に徹した実弟の存在があってこそのものだった。 弟の名は、豊臣秀長。 戦国最強のナンバー2、影の太閤などと呼ばれる名補佐役で、 秀吉は名軍師として名高い竹中半兵衛や黒田官兵衛よりも この秀長を頼りにしていたという。 今回は、秀吉を天下人に導いた 豊臣秀長の驚きのサポート人生を徹底検証! 農家の跡取りだった秀長が23歳で突然、秀吉に仕官! 本当は武士になりたくなかった? 織田信長の後継者の座をめぐり、秀吉と柴田勝家が賤ヶ岳で激突! この時、秀長は味方の武将を見殺しにしたのだが、 これには秀吉を天下人にするための深い理由があった? 秀吉よりも先に亡くなった秀長…すると秀吉が大暴走! もし秀長が長生きしていれば徳川家康に天下を乗っ取られることもなく、 豊臣幕府が成立していた!?