今、世界中で忍者の人気が高まっている。忍者のイメージといえば、「黒装束を着た独特の姿で手裏剣を使って敵を蹴散らす」といったものではないだろうか。しかしこのようなイメージは真実ではないらしい。では忍者はどのような存在だったのか?そんな忍者の実像に迫る「忍者学」という新たな学問が三重大学で始まっていた。その研究から見えてきたのは、当時の最新の科学技術を身につけ、様々な知識を駆使する忍者の姿だった。