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われら旅芸人の大家族~僕とわたしの生きる道~前編

まるで家族のように寝食を共にしながら日本各地を転々とする若者たち。令和の時代に「大衆演劇」の世界に人生を懸ける10代・20代の汗と涙の日々… 関東随一の人気を誇る「劇団暁(あかつき)」。座長を務める兄・夏樹さん(44)と弟・春樹さん(41)の兄弟は幼い頃、暁の公演を見たことをきっかけにこの世界に飛び込んだ。この2人の8人の子どもたちは、巡業先からその土地の学校に通い、小・中学校を卒業。今は全員が役者として人気劇団を支えている。 大家族のように巡業生活を送る彼らの「家」は、栃木県の山あいにある小さな芝居小屋。栃木県塩谷町にある「船生かぶき村」は、人口1万人に満たない小さな町で30年の間、人々を楽しませてきた。しかし、時代の流れと共に大衆演劇を楽しむ客も高齢化。コロナ禍で大打撃を受けて存続の危機に陥っていた。 そんな中、改革に乗り出したのが代表を継いだ座長の春樹さん。新たな客を開拓するべく動き出すものの、役者一筋で生きてきた春樹さんにとって、会社経営は初めての挑戦。厳しい現実を知ることになる。 春樹さんの長女・愛羅さん(22)も幼い頃から父の背中を見て育ち、“家業”とも言える役者の道に迷いなく飛び込んだ一人。3歳から舞台に立つ彼女は、男性中心の大衆演劇の世界で、劇団暁では女性初となる「花形」(看板役者)を襲名するべく、役者人生最大の公演に臨もうとしていた… 【語り】趣里

日本語
  • Originally Aired March 9, 2025
  • Runtime 45 minutes
  • Network Fuji TV
  • Created March 9, 2025 by
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  • Modified March 9, 2025 by
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