夢子(浜辺美波)とユメミ(松村沙友理)の対決は、その名も、「一流アイドル決定戦 バトっていいとも!」。あっけにとられる鈴井(高杉真宙)と芽亜里(森川葵)をよそに、会場のボルテージは最高潮に。どちらがアイドルにふさわしいかを競う、一見すると楽しげなこのゲームには恐ろしい裏があった。ファンへの神対応で知られるユメミだが、実は彼女はファンを金づるとしか考えておらず、アカデミー賞を受賞するという自身の夢の踏み台としか見ていなかった。それを知った夢子は、楽屋でファンを罵倒するユメミの発言を録音、ギャンブルで自分が勝ったらその音源を公開すると提案。それに対してユメミは、自分が勝ったら夢子をアイドルにし、闇サイトに売り飛ばすという条件を掲げる。こうして、人生を賭けたギャンブル対決の火蓋が切って落とされる。「歌唱力対決」「心肺機能チェック」「イントロクイズ」など、アイドルの素養を試すゲームが展開され、夢子とユメミは一進一退の攻防を繰り広げるように見えたのだが―。