宝城(ポソン)は、韓半島の最果ての地、全羅南道の南海岸沿いに位置する地方。宝城で最も有名な場所が広々とした緑茶畑である。宝城(ポソン)でお茶が盛んな理由は、海に近く、温度と湿度がお茶の栽培に適した条件を備えているからだ。他にも、宝城のパンソリ(物語を歌いながら語る伝統芸能の一種)はユネスコ世界無形遺産として登録されている。今回は、韓国茶博物館や宝城陶磁器、緑豚(ノクトン/緑茶の葉を食べさせた豚)さらに緑茶冷麺、緑茶鴨、緑茶キムチチゲ等、宝城の伝統文化からグルメまでたっぷりとご紹介。