忠清南道に位置する扶余(ブヨ)は、123年間、6人の王が百済大国を統治していた王都。扶余(ブヨ)には、扶蘇山、白馬江、百済金銅大香盧をはじめとした198点の文化財がある。1400年前の燦爛たる百済文化は、日本と親密な関係にあり、日本の飛鳥文化の形成に大きな影響を及ぼした文化国家である。また、百済の優秀な芸術と匠の精神は韓国文化の根となっている。今回は、百済関連の多様な文化遺産をご紹介。シティツアーバスに乗って百済文化団地と金銅大香炉公演を鑑賞し、百済博物館や百済王陵院を訪ねる。