フランクフルトでハイジを待っていたのは足が不自由な娘クララ。過酷な環境は彼女の豊かな心をがんじがらめにし追い詰める。その一方で文化や信仰の素晴しさも学んでいく。 デーテによりフランクフルトに連れ去られてしまうハイジ。ハイジを待っていたのは足が不自由なお金持ちの娘クララ。病弱な彼女のよき友人となるよう申しつけられるハイジが、厳しい執事や都市の過酷な環境は、豊かな心をもったハイジをがんじがらめにし、追い詰めていく。その一方でハイジはクララのおばあさんに文化の素晴らしさを教えてもらう。ハイジは、都市文明から、厳しい抑圧と新たな豊かさという二つの影響を被るのだ。