マルクス・アウレリウスは困難な出来事や変化は与えられた運命として愛せと説く。その上で自分の意志で動かせることにのみ誠実に取り組み自分の役割を果たすべきだという。 マルクス・アウレリウスは、自らに起こることを自分の権限内のものと権限外のものに峻(しゅん)別。自分の権限外にある困難な出来事や変化は与えられた運命として愛せと説く。その上で、自分の意志で動かせることにのみ誠実に取り組み自分の役割を果たすべきだという。第3回は、「自省録」を通して、自らにふりかかった困難や運命とどう向き合うかを考える。