第4回は、運命に翻弄されるスカーレットとバトラーを通して、「本当の心に気づけない悲劇」「絶望の中でも人間を生かしていく力」といった現代に通じるテーマを考える。 黒人たちに返り討ちにあい、夫フランクを失うスカーレット。失意にある彼女を救ったのはバトラーだった。数々の因縁を超えて結ばれる二人。しかしアシュリへの思いが捨てきれないスカーレットにバトラーはいらだつ。親友メラニーの遺言によってもう一度深い愛に気づくスカーレット。しかし、時期はすでに遅くバトラーは家を出て行ってしまった。このエンディングは必然だったのか。そして彼女に最後に残されたものとは?