女優の内山理名と俳人の長谷川櫂が、おくのほそ道の旅を追体験!深川の芭蕉記念館をスタジオにして伊集院光・武内陶子アナと共に句にこめられた芭蕉の無常観について語る。 東北での旅で芭蕉がまず知ったことは、人間の営みが、いかにはかなく、もろいものであるかという現実だった。松島に着いた芭蕉は、その美を流麗な文章でたたえるが、何と芭蕉は自分の句を「おくのほそ道」に載せなかった。その真意とはいったい何なのか? さらに北へ進み、平泉に着いた芭蕉は、中尊寺金色堂で、ひとつの希望を感じることになる…。第2回では、無常という世の厳しい現実を、芭蕉がどうとらえていたかを探る。