光速に近いような速い速度で宇宙船が移動すると、中の人にとっては時間が遅く感じられ、周囲の空間が縮むことになる!?第2回では、時間と空間の不思議を明らかにする。 アインシュタインは「光の速度は、どの観測者から見ても、一定である」とした。この原理に基づくと、光速に近いような早い速度で移動する宇宙船の中では、時間がたつのが遅く感じられるという不思議な現象が起きる。変化するのは時間だけではない。宇宙船が早い速度で移動する時、宇宙船の中の人にとっては、周囲の空間が縮んで見えるという。第2回では、相対性理論の基礎から、時間と空間に関わる不思議な現象を解説する。