最終回では、大学で日本文学を学び、徒然草の大ファンである作家の嵐山光三郎さんを招く。自由に生きた兼好の姿を通して、人生を前向きに楽しむ術について語り合う。 最終回では、大学で日本文学を学び、徒然草の大ファンである作家・嵐山光三郎さんを招く。兼好は成功や失敗といった固定概念を嫌った。そして完全なものでなく、不完全なものを愛した。こうした柔軟で優しい視線があったからこそ、兼好は、世の中の真実を見つめる力を養うことができたのだと、嵐山さんは考えている。最終回では、平凡な日常を楽しみ、自由に生きた兼好の姿を通して、人生を前向きに過ごす方法について語り合う。