人生は一瞬の積み重ねであり、毎日に緊張感を持って生きることが、自分を高めることになると兼好は説いた。第2回では、徒然草に書かれた上達論から、自己啓発の術を学ぶ。 兼好は、上達したいと願う時には形だけでもよいから達人のマネをすることから始め、人前に出ることを恥じるなと説いた。そして大事だと思っていることは、タイミングと関係なく今すぐ取りかかれと述べている。人生は一瞬一瞬の積み重ねであり、同じことは2度と起きない。毎日に緊張感を持って生きることが、自分を高めることになると兼好は説く。第2回は、徒然草に書かれたさまざまな上達論から、自己啓発に必要な心構えを学ぶ。