雅史(唐沢寿明)がゆき子(和久井映見)を乗馬に誘う。兄の菊雄(岸谷五朗)も付いてきて、乗馬を楽しむと同時に写真を撮りまくる。その雅史には、初恵(五十嵐いづみ)という花嫁候補がいる。会社にとっては、願ってもない結婚相手。父、浩一郎(神山繁)は、万難を排して結婚させろと命じる。その雅史のマンションを、初恵が訪れる。そこへ、ゆき子からの電話が入る。流れているクラシックのタイトルを聞いたゆき子は、そのCDを買い込む。一方、菊雄は、ケンジ(渡辺克己)から瞳(鶴田真由)がキャバクラで働いていることを知らされる。ゆき子から瞳が雅史の妹と知らされた菊雄はびっくりする。翌日、菊雄は、キャバクラに瞳を訪ねる。そこへ、雅史と浩一郎もやってきて…。