『#7 大仏開眼−仏教文化と奈良時代−』 朝廷が都を奈良の平城京へ移すと、必要とされた莫大な費用と労力のために庶民が犠牲となる。仏教の信仰心が厚い聖武天皇と光明皇后は、こうした人たちを救うために施薬院や悲田院を作り、仏教の力を借りて社会不安を取り除こうと全国に国分寺を建て、更にその中心となる大仏を建立することに。