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世界を戦争に導いた男

1999年、ドイツに亡命を求めたイラク人技術者が、「イラクには生物化学兵器工場がある」と語った。この情報はすぐにアメリカに伝えられ、同時多発テロ以降、イラク戦争を始める根拠として使われていった。しかし、この証言は後にまったくのウソであることが判明する。 コードネーム、カーブボールと呼ばれたこの人物は、いったい何者なのか。この番組は、ドイツ・シュピーゲル誌の記者とともに男を捜し出し、ウソの真相を突き止める。また、カーブボールが生物化学兵器工場だと証言したイラクの工場も取材。そこは、かつて彼自身が働いていた、ありふれた普通の工場だった・・・。 番組はさらに当時のアメリカ首席補佐官やCIA高官などへのインタビューを通して、この虚言を巡り、ドイツの情報機関と、CIA、米政府との間でどのようなやり取りが行われ、根拠の薄い証言を拠り所としてアメリカがどのようにして戦争へと突き進んでいったのかを描く。 原題:The Man Who Lied the World into War 制作:DR / NDR (デンマーク/ドイツ 2011年)

日本語
  • Originally Aired September 12, 2011
  • Runtime 50 minutes
  • Network NHK
  • Created November 6, 2011 by
    Administrator admin
  • Modified November 6, 2011 by
    Administrator admin