2020年の東京オリンピック・パラリンピックの主役となる新世代の選手たち「TOKYOアスリート」。彼らの成長を2年半にわたって追うドキュメンタリーシリーズが始まる。「TOKYOアスリート」はいま、日本人の体格や身体能力では難しいと言われてきた壁を次々と越えている。陸上100メートルで日本人初の9秒台を出した桐生祥秀選手(22)。独特のスマッシュを武器に難攻不落の王者・中国を脅かす卓球の伊藤美誠選手(17)。こうした『ブレイクスルー』はなぜおきているのか。番組では、NHKが開発した最新の撮影技術と、科学の目によって、TOKYOアスリートの心技体に迫る。進行役は内村光良・南原清隆。2人とともに「ブレイクスルー」の秘密に迫るのは、北島康介とメンタルトレーナーの田中ウルヴェ京。今回、南原は、桐生に続く9秒台をねらう多田修平選手(21)の合宿に密着、走りの“改革”を取材。内村は、体操で世界最高の「I難度」を成功させた宮地秀享選手(23)を訪ね、技の秘密と素顔に迫る。北島は、競泳で日本記録を次々と更新する池江璃花子(17)の速さの秘密を解き明かす。