軍によるクーデターから3年半、“忘れられた戦場”となったミャンマーの人道危機が深刻化。軍は自国内での空爆を強化し無差別に市民の命が奪われている。欧米各国がミャンマー軍に厳しい制裁を科す中、なぜ軍は市民への攻撃を続けられているのか。衛星画像や船舶の航跡データ、税関記録などの分析から、制裁を潜り抜けジェット燃料が流入している実態が見えてきた。さらに日本のODA資金の一部も軍関係の企業に流れていた。