「私たちは戦火を生きてきた。以前の自分はもういない」(アナスタシヤ・オブラズツォヴァ記者)-ロシア軍の侵攻直後から私たちが取材を続けてきたウクライナ公共放送ススピーリネ。あれから2年、記者たちが置かれた状況は様変わりしていた。ある者は現場に立てなくなり、ある者はペンを折り軍の任務に就いていた。彼らはどんな現実に直面し、何を考えてきたのか。記者たちの葛藤と選択からウクライナの“現在”を見つめる。