生活物資の不足を感じたみずほ(石橋菜津美)たちは、コンビニから広野(山口祥行)の勤め先である宅配便の集荷場に拠点を移し、徐々にゾンビのいる世界に馴染んでいた。すっかりゾンビの扱いにも慣れ、無銭飲食や窃盗を繰り返し、饗宴の世を謳歌する面々。そして、残された者同士、好き勝手にたくましく生き抜き、いつの間にかこんな日がずっと続くのだと思い込んでいた。しかし、ある日ネットが繋がらなくなったことを皮切りに、ゾンビたちの制御がきかなくなっていくことに気づく。かりそめの平穏が音をたてて崩れていくのであった…。