「私を許さないで 憎んでも覚えてて」という鮮烈な歌詞を持つユーミンの名曲「青春のリグレット」から生まれた短編小説をドラマ化。何事もそつなくこなし青春を謳歌しながらも、いつも虚しさを感じていた菓子(夏帆)。一目惚れした浩介(中島歩)と結婚にこぎつけるが、4年で浮気され夫婦関係が破綻しかけている。菓子はやり直すために浩介を旅行に誘うが、旅先で昔付き合っていた男性(金子大地)のことを思い出し…
「私を許さないで 憎んでも覚えてて」という鮮烈な歌詞を持つユーミンの名曲「青春のリグレット」から生まれた短編小説をドラマ化。浩介(中島歩)に離婚を切りだされた菓子(夏帆)はコテージを飛び出す。携帯で親友に相談をするも、思わぬ言葉を投げかけられてショックを受ける菓子。落胆しながらあてもなく真っ暗な山道を一人歩いていくと見覚えのあるログハウスを見つける。そこは元彼・陸(金子大地)と泊まった場所だった。
「私を許さないで 憎んでも覚えてて」という鮮烈な歌詞を持つユーミンの名曲「青春のリグレット」から生まれた短編小説をドラマ化。ログハウスに泊まっていたヒカル(青木柚)に声を掛けられた菓子(夏帆)は、ヒカルに浮気をした浩介(中島歩)の愚痴をこぼす。しかし浮気の原因を思案する内に、昔、菓子が惰性で付き合っていた彼氏・陸(金子大地)との苦い思い出が生々しくよみがえり…
「私を許さないで 憎んでも覚えてて」という鮮烈な歌詞を持つユーミンの名曲「青春のリグレット」から生まれた短編小説をドラマ化。菓子(夏帆)が放った辛辣な言葉に我慢の限界を超えた陸(金子大地)は、持っていたグラスをたたき割り…。過去を思い出す夢から目覚めた菓子は、夫(中島歩)との関係をどうするか悩みながら、コテージ近くのパン屋を訪れる。店の片隅には思い出ノートが置いてあり、そこには意外な真実が…
スーパーのフードコートにパートとして務める藤田朋己(麻生久美子)は気まずい思いを募らせていた。新しく入ったパートの仙川真帆(篠原ゆき子)と全く話ができないのである。家に帰れば夫が家事も育児も手伝わないため6歳の息子のワンオペ状態。モヤモヤがたまる中、朋己は再び仙川と同じシフトに入る。朋己が気まずい時間に耐えかねた時、店内の有線放送からユーミンの「冬の終り」が流れると、変化が訪れる…
店内の有線放送でユーミンの「冬の終り」が流れた時だけ、仙川(篠原ゆき子)が話しをし始めた。気まずい時間を乗り切る方法を見つけた朋己(麻生久美子)は有線放送に「冬の終り」のリクエストをするが、なかなか曲が流れない。そこであることを思いつき、タイムセールなどの店内放送を行う鮮魚コーナーを訪ねる。そこでパートの定岡(浅田美代子)とみつき(伊東蒼)に店内放送後に曲を流せないかと相談するが…
店内放送を担当するのスーパーの正社員・前田(クリスタル ケイ)から、カセットなら店内放送で流せると教えてもらった朋己(麻生久美子)。定岡(浅田美代子)の家に、息子が置いていったユーミンのカセットがたくさんあることも分かり、急遽、勤務後に定岡とみつき(伊東蒼)と朋己の3人で、定岡の家で「冬の終り」のカセットを探すことになる。そこで朋己は思わず一人で飲み込んでいた思いを吐露しはじめ…
自宅で父の介護をする仙川(篠原ゆき子)は、昔、母が家出した日に母からの呼びかけに応じなかったことを思い出す。苦い感情を押し殺しながらシフトに入る仙川。そんな気持ちを知らない朋己(麻生久美子)は、前田(クリスタル ケイ)、定岡(浅田美代子)、みつき(伊東蒼)との事前の作戦どおりに店内放送で「冬の終り」をかける。しかし、突然仙川が店の外に飛び出していく。定岡とみつきに促されて朋己は仙川を追いかけるが…
一族が持つ“あれ”の力を授かったカナコ(宮﨑あおい)。会社勤めをしながら、誰のために使ったら良いのかをずっと考えていた。母は亡くなる前に、あなたはどうか間違わないで、と言い残した。同じく“あれ”の力を授かったと言い伝えられる衣笠家。雄大(池松壮亮)は、病気でペンションを休業していた父・充流(田中哲司)がようやく退院することになり、迎えに行く。充流は雄大に“あれ”をどう使うか決めたか?と尋ねる。
衣笠充流(田中哲司)は、一つだけ願いがかなう“あれ”は、自分や近しい者には使えない、と言っていた。雄大(池松壮亮)はそんな力を信じて良いのかと戸惑う。同じ力を授かったカナコ(宮﨑あおい)は会社によく来る保険の営業・千崎(岡山天音)とそば屋で居合わせ…。同じ頃、祖父(きたろう)と叔母のなりみ(小野花梨)と3人で暮らす多英(白鳥玉季)は、通っている中学校で同級生から陰湿な嫌がらせを受ける。
カナコ(宮﨑あおい)は3回しか会ったことのない千崎(岡山天音)から思わぬ申し出を受けたことをきっかけに、母が”あれ“をどう使ったかというずっと抱いてきた疑問と向き合う覚悟を決める。そして千崎の運転する車に乗って、疎遠になっていたある人を訪ねる。一方、中学校では多英(白鳥玉季)に対するイジメがエスカレート。叔母のなりみ(小野花梨)は部屋に引きこもった多英を家族の思い出の場所へと連れ出す。
なりみ(小野花梨)は昔、家族でよく来たという海岸に多英(白鳥玉季)を車で連れ出す。しかし、宿泊のあてもなく日が暮れてしまい、偶然見つけた衣笠充流(田中哲司)と雄大(池松壮亮)が住む休業中のペンションに泊めてもらう。その夜、4人で焚き火を囲んでいると、雄大は不思議な光景を目にする。一方、千崎(岡山天音)と一緒に父を訪ねたカナコ(宮﨑あおい)も同じ海岸に行き着き、明け方に不思議な夢を見る。