安堂・花房から厳しい言葉を言われ、さらにパートナーのバニラにまで見放されたいちご。もう学園には入られないと落ち込み、気づけば実家に戻ってきていた。事情を知らずいちごを暖かく出迎えてくれる家族。いちごは本当の事を言えず苦し紛れの嘘をついてしまう。しかし、学園から電話が掛かってきて嘘はすぐに発覚。逃げ出した事を告白するいちごは、家族に「聖マリー学園をやめる」と言うのだった。そんないちごを心配するママは、明日家族でドライブでもしようと提案。翌日、一同が向かった先は亡くなったおばあちゃんが作ったお店『パティスリー・ミチコ』だった。そこは今、パパのお兄さんであるヒカル叔父さんが跡を継いでいて、ママはいちごにもう一度スイーツに対する情熱を思い出してもらいたいと考えていたのだ。久しぶりにおばあちゃんのいちごタルトを食べられると期待に胸を膨らませるいちご。しかし、肝心のお店はシャッターが閉じ人の気配もない。お店が潰れてしまったのではと落胆していると、そこへヒカル叔父さんが姿を現す。