コマさんはもともと、アキノリの家の神社で飼われていた、信繁という犬だった。倒れてきた狛犬の下敷きとなってしまい、妖怪となったのだ。そのとき下敷きになったのはコマさんだけでなく、弟の“コマじろう”も一緒だったらしいが、コマさんが妖怪になった時、コマじろうの姿はなかったという。しかし、おばばとアキノリたちがコマさんとコマじろうのお墓へお参りに行くと、なんと、コマじろうの墓のうしろに穴が空いていた! トウマが幻魔・義経を召喚し、コマじろうを探してみると、どうやら池のまわりにいることが判明。そしてついに、草むらからコマじろうが現れるが、その姿は…!?