メーカーでエンジニアを務める福山健太(黒羽麻璃央)は、同僚の戸田(濱正悟)に勧められマッチングアプリに登録し、広告のデザイナーをしている山口千尋(松村沙友理)と出会う。 初めてのデートでいつも戸田と訪れる焼肉屋に来てしまい、健太は失敗したと感じるが、千尋から「火加減が好み」と褒められて舞い上がる。 そんな中、急に浜松本社への転勤を命じられた健太は、千尋とは「もともと縁がなかったんだ」と諦め、マッチングアプリから退会をする。 だが、健太の事情を聞いた千尋から、なんと突然プロポーズ! 浜松 – 東京の遠距離週末婚が始まり、健太は浜松の新居の庭にバーベキューを用意。特製ダレで一晩つけたスペアリブや、ふわふわのパンケーキで千尋をもてなし、すっかりいい雰囲気になるが…。
交際0日で結婚したことを、健太(黒羽麻璃央)の同僚・戸田(濱正悟)や、千尋(松村沙友理)の先輩・伏見(紺野まひる)は心配するが、ふたりは週末の初デートのことで頭がいっぱい。 浜松駅で待ち合わせたふたりの目標は、健太は“手をつなぐこと”、千尋は“健太さんと呼ぶこと”。まずは健太の案内で浜松城などを観光した後、浜名湖畔へと向かう。 大自然の中、健太が作るスペシャルメニューは、後輩の三船(金子隼也)が釣った浜名湖のタコと、地元のスーパーで買ったイカやエビ、野菜を使った「山盛りで食べてみたかった」最高のアヒージョ!そして、外で飲むビール!シメのオイルパスタも大満足で完食する千尋。 夜になり、焚き火を眺めながら良い雰囲気になるが…。
新しいプロジェクトで大忙しの千尋(松村沙友理)から、「ご飯を作りに来てもらえませんか?」と頼まれた健太(黒羽麻璃央)は、ほっぺにキスされた東京の夜を思い出し幸せが止まらない。 週末、疲れ切った千尋のために健太が用意したのは「しそ餃子」。 ふたりで餃子を包み完成したアツアツをごはんと一緒にパクパク食べる千尋を見て幸せMAXに。 千尋は、餃子の皮の「耳たぶくらいの固さが分からない」という健太のために…ドキドキの2人の距離が近づいていく。 翌朝、千尋の眠っていた姿をヒントに健太は「ぐるぐる肉巻き野菜」を作るが、千尋は急なトラブルで会社へ。 一方、千尋を見送った伏見(紺野まひる)と戸田(濱正悟)は…。
健太(黒羽麻璃央)に「もらってばかりいる」と感じた千尋(松村沙友理)は「やってみたいことがある」と人生初の火起こしに挑戦。健太の手助けを「大丈夫です!」と借りずに黙々と作業する千尋。健太が「100点満点です!」と評価したその炭で千尋は、りんごとバナナを豪快に焼く。シナモンの香りに包まれたアツアツの焼きりんごとバナナを頬張って、「この味一生忘れません!」と喜ぶ健太。 だが、健太が口走ったある一言に傷ついた千尋が「ひとりにさせてください」と家を飛び出してしまう。一方その頃、東京では近所に住んでいることが発覚した伏見(紺野まひる)と戸田(濱正悟)も少しずつ距離を縮めていた…。数時間後、肉を片手に帰ってきた千尋。そんな千尋をよそに健太が驚きの行動に!?
“この前の夜のこと”を気にして、千尋(松村沙友理)のために、とびっきりの肉“ミスジ”を用意する健太(黒羽麻璃央)。庭のバーベキューコンロの上にセットした特別に用意した岩塩プレートで焼くと肉本来の旨味が際立ち、「柔らかくてとろける〜」と歓喜の千尋。 すると突然、千尋のお父さん(遠山俊也)が訪れる。手土産の焼酎に合わせて、健太が急遽あつらえたささみの梅しそ焼き鳥にお父さんもご満悦。美味しそうに食べる娘の幸せそうな姿に号泣するお父さんと、それを見て大号泣する健太。 食後は、プロ並みに上手く淹れるお父さんのコーヒーでまったりする3人。お父さんが帰った後、庭に白い布で作ったスクリーンとポップコーンで「おうち映画館」を作った健太は、映画の前に意を決してある告白をする…。
千尋(松村沙友理)が10日間の夏休み! 家に帰れば千尋がいる幸せにハッピーオーラ全開の健太(黒羽麻璃央)は、さらに「いってらっしゃい」の“ほっぺにキス”と初の“愛妻弁当”に大感激。それは、後輩の三船(金子隼也)もビックリする千尋らしい大胆なお弁当だった。 ある夜、慣れない草むしりに疲れた千尋を、健太はひき肉から完全手作りの「ぐるぐるソーセージ」でもてなす。こんがり焦げた皮をパリッとかじると肉汁が溢れ出し、キンキンに冷えたビールと最高の相性だ。 一方、東京では戸田(濱正悟)と伏見(紺野まひる)の仲が思いがけない展開に! そして、夏休みが半分過ぎても先週の初キスから何も進展していないことに焦った健太は、勇気を出して千尋にある提案をする…。
ふたりの関係が進展しないまま、夏休みもあと2日! 健太(黒羽麻璃央)は千尋(松村沙友理)を旅行に誘ったはずが、つい河原のオートキャンプに来てしまう。 火を熾しながら和製バーニャカウダを作り、串に刺した豚バラブロックを焼き上げる健太。健太が研究に研究を重ねたシメの究極の焼きそばは千尋から大絶賛される。 だが、楽しい時間の合間にも「明日で休みも終わり」と切なくなる健太は、千尋に「帰りたくない」と訴える。一方、東京では戸田(濱正悟)の予測不能のアプローチに、伏見(紺野まひる)が振り回されていた…。千尋に「私もこのまま帰りたくない」と言われた健太は勢いで温泉旅館へ! 豪華な海と山の幸を味わったふたりは露天風呂に…そして、とうとう!?
千尋(松村沙友理)は浜松での新しい生活を目前にして、空っぽになった東京の家で健太(黒羽麻璃央)との出会いを振り返る…。ふたりは、戸田(濱正悟)と伏見(紺野まひる)、三船(金子隼也)を招いて千尋の独立祝いパーティを開く。健太は前日から、若鶏の手羽中で作る「バッファローウイング」を仕込んで大張り切り。 当日、すっかりお似合いのカップルになった戸田と伏見が仲良く選んだワインで乾杯し、三船の差し入れの魚介類も網に並べ、バーベキューは最高潮! 健太お手製の烏龍茶のゼリーでお口直しをした後に、千尋のフリーランスの屋号が披露され、そこに込められた素敵な願いに一同は大感動。皆が帰った後、幸せの絶頂の千尋と健太は…。