高熱で倒れた直の手を強く握る健。愛しさがこみあげて、衝動的に直に唇を寄せる。しかし、直は博人に任せるのが一番だ、健の胸に悲しみがあふれる。 翌日、回復した直が健を訪ねる。健の手を突然握りしめる直は、昨日浩志の手のように感じた、と寂しそうに語る。 一方、練習に励む博人が、ゼノになりきれない絶望の叫び声をあげて…。