近藤(星野知子)の新雑誌への誘いを断った波美(倉科カナ)は、ゾメキで働き続けることを改めて決意する。花桃堂が要求する見出し広告を認めた吉野(室井滋)だったが、「発心」が変わってしまうのではと不安を抱く。さらに、「発心」誌上での通販を持ちかけられた編集部では、勅使河原(益岡徹)とロベルト(レオナルド・ベヌッチ)が対立して険悪な雰囲気に・・・。
そんな中、波美はすだち農家の90歳のおばあちゃん・斎藤(河東けい)を取材したいと提案。別々の木が長い年月をかけて寄り添い一本の木のようになる『連理の枝』の話を斎藤から聞き勇気づけられる波美。しかし、斎藤が事故でけがをしてしまい記事は差し替えに。さらに、その記事がもとで編集にまで介入しようとする花桃堂と決裂、花桃堂はスポンサーを降りてしまう。
最大のスポンサーをなくし、「発心」は廃刊を余儀なくされる。ショックを隠せない一同だったが、波美は吉野に斎藤の記事を最後まで書かせてほしいと頼む。啓(坂井真紀)や友近(正名僕蔵)も、お世話になった人たちに小冊子を残せないかと提案。皆の熱い思いを受け、吉野は自費で「発心」の最終号を出す決意をする。そして、ついに編集部解散の日が・・・