東京地検の検事。祐介の生き別れの弟。小学生時代に、自白強要で冤罪を生んだ…と世間から叩かれた元刑事の父・大八木宏邦が突然死亡。高等検察庁の元検事長・唐沢洋太郎の養子となった。その後、東京大学を卒業し、現職に。まさにエリート中のエリートで、周囲からも出世コースに乗れる人材だと目されている。知的で、とにかくインテリ臭が漂う男。時に冷徹とも思える冷静沈着さで事件と向き合う。ある事件の捜査で祐介と再会し、互いに衝突を繰り返しながらも、真相解明にまい進。そんな中、実の父を今も崇拝する祐介に対し、否定的な態度をあからさまに取るが…!?