余命宣告を受けた元哲学講師・萬木昭史(京本大我)は千田原一花(藤原さくら)の想いを受け止め、再び会う約束をする。そんな中、萬木の家に大学のサークルの先輩、柿ピー先輩(賀屋壮也(かが屋))が押しかけてくる。嫁に捨てろと言われた車のハンドルを押しつけられるなど、柿ピー先輩に振り回される萬木。一方の一花は再び先生に会えることになり、さらにカレーを作るという未来の約束まで果たし、幸せを噛み締めていた。しかし一花は自分も病気で余命わずかであることを萬木に言い出せずにいた…奇しくも余命宣告をされた同じ境遇のふたりの、束の間のきらめく物語。