暴力団組員の英二(長渕剛)は組同士の抗争で殺人未遂を犯し､2年間服役した｡出所の日､迎えにきた常吉(哀川翔)に交際女性や妹のことを聞かされ･･･｡
かつて手下だった石橋(ピース)から賭博の上がりを巻き上げた英二(長渕剛)｡そのことを知った八田組長(中野誠也)は､｢英二を殺れ｣と鉄(石倉三郎)に命じる｡
八田組長(中野誠也)から英二(長渕剛)の始末を命じられた鉄(石倉三郎)｡鉄は英二を食事に誘い､｢おやじにわびを入れてくれ｣と頼むが･･･｡
常吉(哀川翔)はあずさ(仙道敦子)と交際していることがバレ､英二(長渕剛)に破門された｡あずさはこれを機にヤクザから足を洗ってくれと常吉に頼むが･･･｡
常吉(哀川翔)の母が胃の手術を受けるため､九州から上京｡ある大学病院に行くが､紹介状がないため断られる｡そのことを聞いた英二(長渕剛)は医師に会いに行き･･･｡
組の事務所で英二(長渕剛)は､銃を構える八田組長(中野誠也)に｢おれに何かあったら広島からおじきが出てくる｣と言い､有り金全部をカバンにつめこみ立ち去った｡
命令にそむいて英二(長渕剛)を殺さなかった鉄(石倉三郎)が､八田(中野誠也)の手下に殺されてしまう｡そのことを鉄の妻からきいた英二は､組の事務所に乗り込む｡
英二(長渕剛)は波子(秋吉久美子)に､全てが片づいたら､必ず迎えに来ると言い残し､家を出る｡八田(中野誠也)が潜伏しているホテルを知った英二は･･･｡