人間は必ずミスを犯す。この考えは航空業界や医療業界では浸透していて、ミスを事前に防ぐシステムを作ることが求められている。仕事ができると評判の鈴木真紀(川原亜矢子)や斎藤君恵(清水美沙)も同様で、彼女たちも人間である以上ヒューマン・エラーを起こす可能性があるのだった。航空機事故は、ひとつの要因で起こる訳ではなく、複数の要因が絡み合って起きる。航空管制という複雑な仕事を行うと、小さなヒューマン・エラーが積み重なることで、大きな航空機事故に繋がっていく。TOKYOコントロールのスタッフたちも、常にこの問題に直面して日々の業務を行っている。
ある日、その悪夢がやってきた・・・。