航空管制官は5年に1度搭乗訓練をしなくてはならない。「航空管制官が民間航空機のコックピットに搭乗し、パイロットの立場から管制を知る。」というのが目的である。ある日、鈴木真紀(川原亜矢子)は搭乗訓練の為、羽田発福岡行きの航空機に搭乗する。真紀からの的確かつ手厳しい指導を懸念したTOKYOコントロールの面々は、どの航空機に真紀が乗っているのか戦々恐々とする。
またこの日は、年に一回の管制見学会。家族連れの一般客がTOKYOコントロールに見学に来る日でもあった。そこには太田(神田瀧夢)の娘(吹石一恵)の姿があった。
見学者が注目する中、頼りの真紀もおらず、普段とは異なる管制室の中で、思いもよらぬ人間ドラマが繰り広げられていく。