休日。玲子(米倉涼子)は甘利(高岡蒼甫)にデートに誘われ、動物園へ。とはいうものの、玲子は目の前の動物から目を離さず、甘利の言葉にもそっけない返事を返すだけ。動物園にやってきたのも玲子のリクエストだったらしい。 その時、甘利の携帯に、あるカフェに爆弾が仕掛けられ、SITは出動要請に備えるとの緊急招集の連絡が入った。だが、なぜか玲子には連絡はない。玲子は甘利から連絡を受けたふりをして捜査班に連絡を入れるが、管理官・桐沢(陣内孝則)は「お前、今日は休みだろう。ネイルサロンにでも行ってろ」と冷たく言い放つ。 現場のカフェでは、片山(高橋克実)と蓮見(高知東生)が爆発物処理班の到着を待っていた。玲子は桐沢の言葉を無視し、現場へとやってくる。同時に、偶然近くにいたという爆発物処理班の伊豆田(内倉憲二)も姿を現した。 通報によると、爆弾は振動を与えると爆発するタイプらしい。処理班の班長・河相(平賀雅臣)から本隊が到着するまで待機と言われた伊豆田だったが、店の中にいる客を外へ出すため、玲子や蓮見と共に店へと入る。伊豆田は爆弾の位置を確認、写真玲子らは一人ひとりの客をゆっくりと誘導し、店の外へ出していくが、転びそうになった老人客を支えた蓮見は、不自然な態勢で動けなくなってしまう。 そこへ河相らが到着した。すぐに処理を開始し、爆弾のふたを開けることに成功した河相だったが、その瞬間、時限装置にスイッチが入ってしまう。残り時間は9秒! タイマーがカウントダウンを刻み始め、河相は恐怖に顔を歪める。 だが、爆弾の中身はなんと芋羊羹