西行寺智(堤真一)は、アメリカの企業や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決してきた伝説的な危機管理専門家。日本最大の商社・サンライズ物産社長の坂手光輝(吉田鋼太郎)にその手腕を見込まれた西行寺は、同社の危機対策室長に迎え入れられ、久しぶりに帰国する。 そのころサンライズ物産では、電機メーカー・生島電機とともに新素材を使った次世代型バッテリー『LIFE』を共同開発し、世界中の注目を集めていた。その開発責任者は、東大卒の帰国子女で電機部主任の神狩かおり(戸田恵梨香)だ。サンライズ物産と生島電機は、新会社ライフパワー社を設立し、社長には生島電機専務の生島徹(風間トオル)が就任、かおりも商品開発担当役員に抜擢される。