宇佐美(小林薫)の包丁を持ってフランス・パリを訪れた篤蔵(佐藤健)は、一流レストランで働きだす。だが、シェフたちは日本人を露骨に差別し、篤蔵はひどい扱いを受ける。篤蔵は、包丁さばきで見返そうと、一心不乱に野菜を切る。実力主義のフランスで認められる篤蔵だったが、日本とはまるで違う味覚に困惑する。