事情を聞いた春男(岸谷五朗)は思わず政也(中村健)の胸倉をつかみ、なぜ和人(錦戸亮)を巻き込んだのかと激しくどなりつける。やり取りを聞いていた米原(近藤芳正)は、あとは春男に任せておけと政也に言う。冬子(石原さとみ)は、和人の行方が分からず不安な気持ちのまま、静子(田島寧子)と佐世保の街を歩く。和人と子どもたちは、ある旅館に住み込みで働いていたが、主人の浅月(ポール牧)は三人の素性を怪しんでいた。