春子(紺野まひる)は元気のない夏子(上原多香子)を励まそうと、歌声喫茶に連れて行く。一方、梅田リンク店の照子(浅野ゆう子)のところに、斉藤(伊藤正之)が慌ててやってくる。東京のレコード会社のディレクターが大阪に来ていて、東京に帰るまでに一度夏子に会い、できれば、歌も聞きたいと言っているというのだ。照子は、冬子(石原さとみ)から夏子のいる歌声喫茶の場所を聞き出し、斉藤らとともに向かう。