岩田製パン店のパンの売れ行きが急激に落ち込んでいた。そこで冬子(石原さとみ)は、弁当を作ってもらえなかった同級生が昼食時に買ってきたパンを食べているのを見て、ある考えが浮かぶ。学校で当日の2時間目までにこっそりとパンの注文を取り、隠しておいた伝書ばとを使って、店にいる恒夫(松尾敏伸)に注文を伝えるという商売を始める。しかし、当日、そのことが担任の先生に見つかってしまう…。