千吉(中村梅雀)は、梅田の百貨店で開発した即席めんの試食販売を行い、大評判となる。一方、喫茶シャトーの前でも照子(浅野ゆう子)が勝手に即席めんの実演販売を行い、道行く人を集めていた。そして千吉は、大阪市内に工場を作り大量生産に乗り出す。昭和33年夏。夏休みに入った春子(滝裕可里)と夏子(櫻谷由貴花)は朝から晩までスケート漬けの毎日を送っていた。ある日、賢作(阪本浩之)たちが、シャトーにやってくる。