大陀羅一族と戦う決意を固めた一華(広瀬アリス)は、橋田(水野美紀)とともに一族の元へと乗り込んでいった。そして一華は「私の父である大陀羅瑛(玉置孝匡)の葬式に私は参列することができませんでした。ですので、百箇日に当たる9日後に法要を行いたいと思っています。大陀羅一族の皆様には、ぜひ参加して頂きたく存じます」と告げる。百箇日にかかる費用は、遺産を受け取ったのちに返すからと、一華は朱鳥(片平なぎさ)に場所と費用の手配を依頼する。一族は怒りの声を上げるも、朱鳥は承諾する条件として、「1日とは言わず、2日間かけて盛大に執り行いましょう」と提案した。 朱鳥は、百箇日の会場として一族が代々受け継ぐ別荘を選んだ。すると亜謄蛇(神保悟志)は「奴らは何を企んでやがる?わざわざ、自分たちを不利な状況に追い込むなんてな」と朱鳥に問う。「遺産を受け取っても命を狙われる。私たちを絶つしかない。そう思ったんでしょうね。いよいよ、最終決戦の時が来たわね」と朱鳥は不敵に笑った。 そして迎えた最終決戦当日――。「パンと練乳をもってこい」と一華に言う千曲川(滝藤賢一)。「なんで?」「これからの戦いに必要だからだ!練乳をパンにかけろ。早くかけろ!」と急かす。「もしかして、相手が襲ってきて刺した時に、ナイフについた練乳が何かの効果を発揮するの?」と一華。……が、千曲川はパンをゆっくりと食べ始める。「戦いには腹ごしらえが必要だろ」と、千曲川はゆっくりゆっくり2時間かけてパンを食べきるという……。あきれ果てる一華。 大陀羅一族の所有する別荘に辿り着いた一華