織田信長は徳川家康と盟約を結ぶ一方、将軍足利義輝の弟・足利義昭と会見し、上洛の策略を練りました。信玄は焦りを感じます。「少々、急がねば」。しかし、信長はついに上洛し、足利義昭は十五代将軍の座につきました。天下は急に騒がしくなり、信玄は駿河へと動き出しました。